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日本大学 
生物資源科学部 
応用生物科学科 

更新日:2018/06/02 
准教授 
舛廣 善和 
マスヒロ ヨシカズ 
Masuhiro Yoshikazu 

1971年生まれ  

プロフィール
私の研究では、組換え体タンパク質の技術を駆使し、難病や再生医療に役立つ有用タンパク質を開発したいと考えています。旧来のタンパク質療法は、分泌タンパク質(インスリンや成長ホルモン等)や抗体(炎症性サイトカイン受容体抗体、免疫チェックポイント阻害等)のような血中のタンパク質を用いたもので、特定の疾病にのみ適応しています。私が対象に考えているのは「細胞内」のタンパク質の変異や低発現を原因とした疾病です。特に、致死的、重篤な症例を対象に考えています。細胞内のタンパク質機能を変化させるために、細胞膜透過性タンパク質技術を用います。細胞内にタンパク質を透過させるためには脂溶性もしくは塩基性の十アミノ酸程度のペプチドタグを目的タンパク質に融合することが必要です。また、将来的に医療用として工業的スケールで産生することも考え、発現量の多い大腸菌発現系を主に用います。
また、最近では投与回数の少ないタンパク質療法の観点から、分解耐性型の膜透過性有用タンパク質の開発を目指しています。分解耐性の保持には、私達の研究室で独自に開発したスタビロンタグを使用したり、翻訳後修飾の起きるアミノ酸に変異を入れたりします。
また、対象となるタンパク質を替えることで、遺伝子変異や低発現を原因とする難病のみならず、未分化細胞や分化細胞の分化制御も可能となること、膜透過性タンパク質は遺伝的に安全であることから、今後非常に大きな可能性を秘めていると考えます。 

経歴 (公開件数:7件)
日本大学生物資源科学部応用生物科学科  准教授  2015/04/01-現在 
日本大学大学院生物資源科学研究科応用生命科学専攻  2014/04/01-現在 
日本大学生物資源科学部応用生物科学科  専任講師  2009/04/01-2015/03/31 
日本大学大学院総合科学研究科専任講師  2005/10-2014/03/31 
九州大学大学院歯学研究院助手(歯学部付属病院講師併任)  2002/04-2005/09 
九州大学大学院歯学研究院口腔保健推進学講座口腔感染免疫学分野助手  2001/04-2002/03 
CREST研究員  2000/04/01-2001/03/31 

学歴 (公開件数:3件)
東京大学  農学生命科学研究科  応用生命工学  博士後期  2000  修了  国内 
東京農業大学  大学院 農学研究科  農芸化学  博士前期  1996  修了  国内 
東京農業大学  農学部  農芸化学科  1994  卒業  国内 

学位 (公開件数:2件)
博士(農学)  東京大学  2000/03/29 
修士(農学)  東京農業大学  1996/03/30 

研究分野 (公開件数:6件)
応用生物化学 
機能生物化学 
分子生物学 
免疫学 
発生生物学 
細胞生物学 

研究キーワード (公開件数:12件)
細胞膜透過性タンパク質 
タンパク質療法 
iPS細胞 
タンパク質安定化 
タンパク質の分解耐性 
白血病 
炎症性サイトカイン 
スタビロン モチーフ 
制御性T細胞 
フロリゲン 
細胞分化制御 
膵島細胞の分化制御 

研究テーマ (公開件数:6件)
分解耐性型細胞膜透過性有用タンパク質による細胞分化/細胞機能調節系の開発  2010/04/01-現在 
タンパク質の安定化、分解耐性を可能にする新規Stabilonモチーフの開発  2014/01/05-現在 
植物における細胞分化制御機構の研究;主に花成に関与する分子機構の解明  2015/11/01-現在 
DP-1 Stabilonによるタンパク質安定化機構の解析  2009-現在 
核内レチノイン酸受容体RARαの分解機構の解明と分解耐性の獲得に関する研究  2013/04/01-現在 
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共同・受託研究希望テーマ (公開件数:2件)
酸性アミノ酸からなるDP-1 Stabilonモチーフを融合したタンパク質の安定化に関する研究 
分解耐性型細胞膜透過性有用タンパク質による、細胞機能、分化制御 
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著書 (公開件数:4件)
現代栄養学を理解するための分子生物学入門  光生館  2010/04/15 
目的別で選べる遺伝子導入プロトコール  羊土社  2012/07 
細胞増殖因子と核内レセプターとのシグナルクロストークの分子メカニズム  1998/12 
核内レセプターの転写共役因子  1998/10 
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論文 (公開件数:25件)
The telomere binding protein Pot1 maintains haematopoietic stem cell activity with age.  Nature Communications  2017/10/06  10.1038/s41467-017-00935-4. 
Functional analysis of Protection of Telomeres 1a (Pot1a) in regulation of hematopoietic stem cell aging.  Rinsho Ketsueki.  2017  10.11406/rinketsu.58.942. 
Tumor necrosis factor-alpha-induced protein 8-like 2 (TIPE2) is a novel negative regulator of TAK1 signal  The Journal of Biological Chemistry  2016/10/21  doi: 10.1074/jbc.M116.733451 
Manipulation of Cell Cycle and Chromatin Configuration by Means of Cell-Penetrating Geminin.  PLoS One  2016/05/19  10.1371/journal.pone.0155558. 
Modulation of the EMT/MET process by pyrrole-imidazole polyamide targeting human transforming growth factor-β1.  Int J Biochem Cell Biol.  2015/07/26  doi: 10.1016/j.biocel.2015.07.011. 
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研究発表 (公開件数:78件)
口頭発表(一般)  分解耐性型レチノイン酸受容体RARαの開発  日本レチノイド研究会、第28回学術集会  2017/11/18 
口頭発表(一般)  分解耐性型細胞膜透過性レチノイン酸受容体 (RAR) α発現系の開発  2017年度日本農芸化学会  2017/03/19 
口頭発表(一般)  hSOCS2タンパク質の30番目のセリンのリン酸化は自身の分解を促進する  2017年度日本農芸化学会  2017/03/18 
メディア報道等  日大、がん化しにくいiPS作製する手法開発ー設計改良タンパク質を皮膚細胞に導入  日刊工業新聞  2016/06/07 
口頭発表(招待・特別)  iPS細胞の高効率生産方法  第13回アカデミックフォーラム  2016/05/11 
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知的財産権 (公開件数:4件)
特許  タンパク質療法や細胞の分化/未分化制御、抗体療法に応用可能な細胞内でのタンパク質の安定化を可能にする酸性アミノ酸からなるモチーフの確立 
特許  ペプチド、融合タンパク質、核酸、発現ベクター、形質転換体、医薬組成物、抗体タンパク質(タンパク質療法や抗体療法に応用可能なプロテアソームによるタンパク質分解を阻害する酸性アミノ酸から成るモチーフの確立) 
特許  白血病治療に応用可能な細胞膜透過性タグおよび核移行シグナル融合RARαタンパク質の大量発現系、精製系の確立 
特許  タンパク質の安定的発現や分解耐性を可能にするスタビロンタグの開発 
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担当授業科目 (公開件数:6件)
生化学・分子生物学実験法 
応用生物科学実験IV 
特別講義I 
特別講義II 
応用生物科学実験I 
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所属学協会 (公開件数:3件)
日本生化学会正会員 
日本農芸化学会正会員 
日本レチノイド研究会  2015/01/20-現在 
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